蔵王温泉は、西暦110年頃、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が蝦夷征伐に来た際、武将の吉備多賀湯(キビノタガュ)に毒矢が当たり苦しんでいた際に、温泉を発見し浴びせたところ、すっかり全快したという古文書が残っており、開湯から約1900年を超える日本屈指の古湯です。
温泉を発見した吉備多賀湯は感謝の意を込め、自分の名前を残し、多賀湯から転じて、『高湯温泉』と呼ばれるようになりました。
昭和25年、蔵王山が観光地百選(山岳の部)第一位になったのをきっかけに、『蔵王温泉』と改名させ、現在に至っております。
蔵王温泉全体の源泉は、47ヶ所、自噴湯出量は5,44441分と豊富で温泉資源に恵まれております。御先祖様はこの源泉を、子供を育てるように守ってきました。
現在8つあるすべての湯船、純度100%の源泉掛け流しとなっています。自噴(自然)湧出の源泉水は、40年前に降った雨水が地中に染み込んで、再び地下から顔を出すと言われています。とても貴重な温泉です。
42℃以上の高温では新陳代謝が活発になり、気分が爽快になります。36℃~38℃の微温では鎮静効果が働き、リラックスできます。
●水圧効果
温水に漬かっている部分には水圧がかかり、血液や体液の流れに良い影響があります。
●浮力効果
温泉の中では浮力が働いて、身体の重さが約9分の1になり筋のこわばりがほぐれます。
、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、妊娠中(初期と末期)
☆1日~3日:1日1回の入浴、4日~:1日3回
☆入浴時間:はじめは3分~10分、その後は最大20分まで
☆入力中は安静にすること。
☆食事の直前直後と飲酒後は避けること。
- ① 単純温泉
- ⑦ 含アルミニウム泉
- ② 二酸化炭素泉
- ⑧ 含銅一鉄泉
- ③ 炭酸水素塩泉
- ⑨ 硫黄泉
- ④ 塩化物泉
- ⑩ 酸性泉
- ⑤ 硫酸塩泉
- ⑪ 放射能泉
- ⑥ 含鉄泉
蔵王温泉は、⑩の酸性泉です。(旧名:含硫化水素強酸性明ばん泉/低張性酸性高温泉)
蔵王温泉のお湯は、美白・美肌の湯です。全国一酸性の強い玉川温泉と肩をならべるぐらいの強酸性泉(pH1.25~1.6)です。絶大な洗浄力と漂白力があり、肌を撫でるだけで長らく落ちなかった指の汚れや皮膚が、さらりと落ちるのがお判りいただけるでしょう。
(レジオネラ菌も生息できません)
ちなみに蔵王温泉は、源泉数47本、自噴湧出量5,444ℓ/分、温泉宿泊施設66軒、共同浴場8軒
弊社は、敷地内に源泉(辻屋源泉・大平源泉)を2つ所有しており、それぞれ洞窟の奥から自噴しております。
季節により外気温はもちろん、雨や雪などによって源泉の温度は当然変化します。辻屋源泉平均50℃、大平源泉は平均45℃の源泉をひとつにブレンドして湯量のみで適温40℃~43℃に日々調整しております。(源泉温度が熱いからといって、安易に水を入れますと温泉のパワーは半減します)
また、源泉は空気に触れることで劣化が進みます。源泉のパワーが半減してしまいます。ですから空気に触れさすことなく湯船までつないでおります。
源泉湯量は毎分300ℓ以上ございますので循環することなく新鮮なお湯でご入浴いただけます。(旅館の定員以上が必要)
さらに、弊社では蔵王温泉で唯一、天然ミネラル(サン・リテール)を溶かしておりますので独特のやさしい泉質に仕上げています。どうぞ【 最上高湯 善 七 乃 湯 】をお楽しみください。
源泉名 | 大平ホテル(自然湧出) 泉温45℃ 湧出量116l |
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源泉名 | 辻屋(自然湧出) 泉温53℃ 湧出量221l |
2. その5分間空気に触れないようにする
空気に触れることで温泉は酸化が進み、60分経過すると還元作用はなくなるようです
3. 加水無し(水を加えない)
4. 加温無し(熱を与えていない)
5. 循環しない(湯船の大きさ・2つの源泉 45℃53℃、湯量340リットル/毎分)
6. 消毒剤を入れない。
7. 古代原石『ソマチット』
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